ひとりごと保存版 2003/06

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6/5

 モーツァルト作曲「レクイエム」の演奏会での私のソロは,高音がかすれてしまい,大失敗でした。ベートーベン・スカラーズのみなさん,ストリング・ドルチェのみなさん,そして,バスの油川さん,ごめんなさい。リハーサルはバッチリだったのですが,本番に前の曲を本気で吹いたら,ダメでした。俺はテナーはダメなのかな?マウスピースも新しく買ったのにな。でもさあ,モツレクのトロンボーンって,きついよ。改めて自分の技術のなさを思い知らされた演奏会でした。

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6/9

 昨日,十和田市文化センターで,川畠道成のヴァイオリンリサイタルを聴きに行きました。今,話題になっている,目が不自由にもかかわらず世界的に活躍しているヴァイオリニストです。その音色はうわさにたがうことなく,優しく,深く,吸い込まれるようでした。ヴァイオリン1本とは思えず,まるで弦楽合奏を聴いているかのような厚い響きでした。なによりも,高音が非常にきれいで,特にフラジョレットの美しさは,これまでに聴いたことのないものでした。
 この演奏会が日本での公演の最後ということもあって,演奏は非常にエネルギッシュで,プログラムも技巧的に難しい曲がならんでいました。音色の卓越に加えて,テクニックも一流でした。「チゴイネル・ワイゼン」も,アドリブ的な要素を加えた,エキサイティングな演奏でした。演奏した曲数も,アンコールを入れて19曲。本人もMCで述べていましたが,国内では最多とのこと。本当に楽しませてもらいました。
 特に,アンコールでの,グノーの「アヴェ・マリア」を聴いていると涙が出そうになりました。本当に,美しい音。それに加えて,音楽の自然な流れ。しかし,躍動的な表現。これが音楽なのだなと痛感せれられました。
 彼の音楽には「音符」がないのではないでしょうか。我々は,音符にしばれられすぎていたのかもしれません。本来,音楽は音符という記号ではなく,「音」そのものなのですね。そのことを忘れていたような気がして,目からうろこが落ちる思いがしました。それにもかかわらず,彼の気取ることない朴訥とした人柄が逆に印象的でした。演奏後の礼や,MCも,素人のような初々しさが好印象でした。今後も,川畠成道の活躍を祈らずにはいられません。みなさん,まずはCDを買いましょう。私もこれから買います。

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6/13

 日曜日の午後7時,NHK教育テレビで,サンダーバードが放映されています。昔々に放映されていたあれです。私はこの番組が大好きでした。操り人形の精巧さ,ストーリーの切迫感,そして,なによりも音楽の効果が抜群でした。毎回,音楽が違うのです。ストーリーに合わせて,毎回違う音楽を使っているのです。しかも,音楽はフルオーケストラです。そして,その音楽がかっこいいのです。イギリスの製作なので,ホルストのような厳格で,かつ神秘的な音楽が使われています。今,この音楽を楽譜に直すことが私の生きがいになっています。
 弘前オペラに出演していたとき,開演前にオケピ(オーケストラ・ピット)でサンダーバードを吹いて観客を笑わせたことがありました。サンダーバードの音楽を自分のものにしたいとう欲求は昔からありました。再放送がされている今,絶好のチャンスなのです。毎回,MDやVTRに録音して,研究しています。青金で演奏する機会ができるかもしれません。そのときは,どこにもないような「サンダーバード・スペシャル・アレンジ」を聴かせたいと思っています。ちなみに,妻の携帯電話のメール着信音はサンダーバードです。もし,楽譜が欲しい方がいましたら,ご一報ください。サンダーバード,最高です。

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