ブロウ
+ ブロウ
+ Night Flight
+ ジャケットなど、その他色々
+ まとめ++ ブロウ
『ブロウ』はですね。
好きな部分と微妙な部分がハッキリしてる曲なんですよね。私の中ではね。好きな部分からいきますと。
フック部分のリリックは結構好きですねー。
ああいう反対語みたいな羅列が続くのって、なんか不思議な雰囲気を感じてしまって、私的にはツボなんですよね。
それに、あの辺は曲とリリックが綺麗にピッタリ重なってるので、聴いてて気持ち良いのですしね。
自然と前に足が進むような軽やかな前向きさと爽やかもあって、そんな演出もニクイですし!
RIPちゃんの曲って、そういうささやかな幸せを感じられる辺りが、やっぱり好きなんですよね。あったかくてね。
今回のフックは凄いポップ過ぎてたので、最初聞いた時はビックリしましたけど。
悪い言い方をするなら、フックの部分は「売れる曲を目指したっぽい」雰囲気もあるのですが、私的には「受け入れられるように頑張ったんだなー」と、勝手に解釈してます。
FUMIYAくんも「色んな人に聴いてもらいたい」と、インタビューで言ってましたし、シングル向けに、周りの意見も取り入れて頑張った結果なんだろうなぁ……と。思います。
RIPちゃん達もポップということについては、「お金の臭いを感じる」みたいなことも言ってましたしね。だから作るのは難しいって。
本人達にも思うところがあって、その結果出来たことなんだから、あまり深く考えなくてもいいかなぁ……って思ってね。
なんであれ聴いてて気持ち良いので、それで私は十分だとも思っちゃいますしね。
ジャンルとか関係なく、聴いてて楽しい音じゃないとね。音楽ってね。あとは、掛け合いの部分とか凄いカッコよくて大好きです!
サビがポップな分、個々のバース部分ではHIPHOP色も出ていて、MC陣の本領発揮ってカンジでね。
後半に行くにつれてどんどん盛り上がっていって、ときめくんですよー。
特に、「見開いた眼で〜」っていうPESくんの所と、「君の勢いは〜」っていうILさんの所からの盛り上がりが、トラックの変化と見事に合致してるのでテンションが上がっちゃうのですよね。
そのドキドキした状態で行き着く先が、フックの気持ち良い流れだったり、FUMIYAくんが盛り上げてるブレイク部分だったりして、ドキドキを殺す事なく、それらにキチッと繋がっていってるので、ますます心地良いのですよね。
やっぱ展開の仕方が上手いなーと思いますよ。そしてやっぱり、トラックがFUMIYAくんだなーって思うものですよね。
間奏部分のスクラッチとか効果音とかループ感とか、特にそう思わされますよ。ここの間奏部分、凄い好きです。
色々な音を詰め込んで、めいっぱい遊んでるとでもいいますか、音の一つ一つにFUMIYAくんの雰囲気が凝縮されてるカンジとでもいいますか。
間奏部分に限らず、曲全体に、こなれた感じが嫌だというFUMIYAくんの音に対する姿勢が、余すことなく入ってるように思えるんですよね。
原点を忘れずに、常に新しいことを取り入れて、「こう来たか!?」って聞き手に思わせてくれる音が詰まってる気がします。
本能的に「FUMIYAくんのトラックなんだなぁ…」と思える仕上がりなんですよね。
そこが好きなんですよ!分かりにくくてゴメンナサイね。……とまあ、好きな部分を色々あげてみましたが。
それでもどうしても納得出来ない部分もあってね。
SUさんの顔文字とか見てますと、なんかふざけてるのかなぁ……と思ってしまってね。
あと、冒頭のPESくんとか。
そこの二つを見てますと、それこそ風に吹き飛ばされそうなくらい薄っぺらい物のようにも感じてしまったのです。
なんか、余りにも今回は軽すぎる印象を持ってしまったもので、その辺が私的に微妙なんですよね。
それでも最近は、PESくんの「ププッピドゥー」なんかはアリかかなぁ……と思えるようにもなりましたが(元ネタなんかと比較してたら、遊び心があるようにも感じてね)。
でも、SUさんの顔文字だけは未だに理解出来ないです。
『音楽と人』を見て、「ブロウは頑張れソングじゃないから顔文字を入れた」という内容のSUさんのインタビューがあったのですが、それを読んでも複雑なんですよね。
顔文字を入れないと歌詞の世界観を表現出来なかったのかなぁ……と、思ってしまいます。
……というかまあ、元から歌詞や小説で顔文字が出てくるのは我慢ならない性分なもので。多分、私は生理的に受け付けないんでしょうね。
なのでブロウに関しては、あまり歌詞カードは見てないです。今もこれからも馴染めない気がするので。
耳で聴いてる分には、気持ち良いわけですしね。++ Night Flight
スカスカのシンプルなトラックがカッコイイよくて、そこにタイミングよく入ってくるラップが何か衝撃的でした。
よく入って来れたなぁ……と、聴いた当初は思ったものですよ。
音なんかも全体的に聴いてて、素直に面白いと思ってしまいましたしね。
そんな構成をしてたと思うんですよ。
構成の仕方がなんか好きです。シンプル イズ ベストとはよく言ったものですが、必要最低限の音で曲の世界観を的確に表わしてるのは凄いなぁ……と思いましたね。
あとゴツゴツとまではいかないけど、ちょっと硬めなトラックをRIPちゃんの囁きと女性コーラスが入ったことで、スカスカの硬さを和らげて、また違った世界間に導いてるのが面白かったですね。というか、フックがバース部分よりも大人しいというのは、珍しいなぁ……と。
だって、サビって普通盛り上がるところでしょ。力入れるところでしょ。アッパーチューンやバラード系に限らず、どのアーティストさんのどの曲でもね。見せ場な箇所じゃないですか。
なのにこの曲では、フック部分が囁きとコーラスで落ち着かせることによって、まるでトラックと一体化してるような印象すら持たせてるから、これまた面白いなぁと。
楽器みたいなカンジで、声がトラックの一部と思わせてしまわせる表現をしてるから、そこがイイ意味で曲そのものの雰囲気もよく出していてね。
こういう魅せ方も好きですね。この曲は構成の勝利だと思ってしまいましたよ。
トラックのスカスカ具合も間の取り方が絶妙だから、全然飽きないし嫌じゃないですし。
そのいい代表例が最後のアウトロではないかと。思ってしまいます。あそこ結構長く入ってましたが、ずっと聴いてても平気なくらい飽きませんでしたしね。一聴惚れとまではいかなくても、一回聴いただけで何かしら聞き手に印象を残すような曲に感じましたね。
++ ジャケットなど、その他色々
まずジャケットですが。
正直、今回のジャケットはなんか微妙なんですよね。
私的には写真よりもやっぱりイラストが良かったなぁ……という気持ちがあるもので。イラスト好きだし(そしてグルビなら尚良し!)
でも別に写真が嫌だというわけじゃなくてね。インディーズ時代のCDなんて写真ばかりだったしね。
私が微妙だと思うのは、今回のジャケがアー写と同じというのが微妙なんですよ。
なんかアー写の使い回しのように感じてしまうから、凄い複雑なのです。
やっぱり「その作品だけ!」というものが良かった。
ブロウなら、ブロウのCDだけの写真なりイラストなりにして欲しかった。
折角『作品』として出すんだからさ。使い回しのような真似は嫌なのよ。だから微妙だなーと感じてしまったです。手抜きみたいにも感じるからね。
あの写真そのものは、「FUMIYAくんが戻ってきてRIP SLYMEが揃った」という印象が強く感じるから好きなんですけどね。
でも最終的には「微妙」という所に落ち着いてしまうから複雑です……。あと収録曲が2曲というのもなんか残念。
今までのRIPちゃんのシングルって、カップリングが2曲きちんとあったじゃないですか。
それが例えREMIXだったとしてもね。
でも今回はカップリングが1曲しかなかったから。それも私的には残念でならなくて。
RIPちゃんのシングルってカップリングも完成度が高くて、名曲揃いだからさ。
やっぱり色んなRIPちゃんの曲を聴きたいしー。
……まあ、この後にアルバムも控えてあるし、あまり無理もして欲しくないから仕方ないのかなぁ、とも思ってしまいますが。
これもやっぱり複雑です。PVはですね。実はまだ見てないのですが(パソ様が古いせいか、PC配信のやつも見れなくてね)。
お揃いのオーバーオールで、ちょっとださいような部分がRIPちゃんらしいかなぁ……と思ってしまいますね。
かっこいいRIPちゃんももちろん素敵ですが、どこか完璧じゃない方が親近感みたいなものも感じるますしね。等身大っていうか、人間味があるというかね。
だから、衣装が結構好みなので、PVはちょっと期待してます。
最後の文章(FIVE FOR ALL, ALL FOR FIVE!)もPVを期待するには十分なものですしね。
ほっちょこ同様、ラストのメッセージだけで感動してますよ。++ まとめ
今回のシングルはFUMIYAくん復帰ということが大きく取り上げられてますが、そんな謳い文句にも負けないくらい、RIP5人の音がちゃんと詰まった、しっかりした作品になってると思いますね。
とはいえ、褒めてばかりでもないですけどね。読んで頂けると分かりますが。
でも、そんなグチグチ書いた部分をひっくるめても、私はRS5が好き!この5人が好き!ということを、今回曲を聴いて本当に改めて実感しました。それだけの力を楽曲から感じましたね。
ホッチョコや今までのコラボの数々も好きですけど、でもやっぱりRIPはRS5なんだなぁ……と。
FUMIYAくんの音に乗ってる4人のラップが、やっぱり好きなんですよね。
曲を聴いて、そのことを強く実感して、これからの活動や楽曲が、ますます楽しみになってしまいました。これからに希望を見出せる一枚だと思いましたね。
2006.11.26 はるひ
(ブログに書いた『ブロウ』の感想に加筆修正を致しました)
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