Dandelion
+ Dandelion(第一印象、細かい部分を色々と、それぞれのバースのこと)
+ ジグソウル
+ Twilight
+ ジャケットとか
+ PV
+ 全体を通して++かなり長いんでご注意下さいませ。
++ Dandelion(第一印象)
発売前から、RYO-Zくんが「大袈裟」って思えるくらいに絶賛してたんで、やっぱり期待もしちゃいますね。で、聴いた感想。
第一印象は「よく言えばオーソドックス。悪く言えば地味」。
「JOINT」の時みたいに、聴いた途端に「マジやばいー!!」ってこなかったんですよね。
……でも、聴けば聴くほど、じわじわじんわり心にくるんですよ。
気がつくと、自然とリズムをとってしまってる自分がいますし。
最初は地味とか思ってしまいましたが、トラックやリリックにも存在感がちゃんとありますし、奥が深いです(RIPの曲って、奥が深いのが結構ありますよね)。
正直、「スネアがない」と言われてもイマイチピンとこない人間なんですが、手拍子やガヤがすごい楽しそうで、ラップの裏に隠れてるスクラッチもイイ味出してて、全然邪魔になってないですし、むしろトラックにきちんとあってて心地いいです。
リリックもすごい力強くて、「Very Specialなストーリー」って部分が特に好きです!!
これから特別な物語が始まっていくような気がして、ドキドキします。リリック煮詰めたというのがよく分かりますね。
全体的には、ポップな感じの中にも軽いだけじゃない、どっしりとした感じもあって、「土っぽいというか、自然な音がいいなっていうのはありました」というFUMIYAくんの言葉(WHAT'IN?より)がよく分かる気がします。
温かみのある自然の歌ですよね。大地の歌ですよね。
Dandelion=たんぽぽの可愛らしさと、ジャケットのライオンのしっかり感と。
そして、両方の力強さが一緒の曲。
先に進むカンジといい、『TIME TO GO』の次にリリースされる曲としては、ピッタリなものだと思います。
個人的には、切なさよりも前向きな力強い部分の方が多く感じられた曲でもありますね。
笑顔の似合う曲だと思います♪++ Dandelion(細かい部分を色々と)
とりあえず、上で書いた第一印象については、今も変わらず思ってることなので、それ以外で。
今回のFUMIYAくんの見せ場的なスクラッチ。大好きです!!
あとは、スクラッチに途切れ途切れに絡んでるRYO-Zくんの「Everybady happy!」っていうトコロも合わせていいですねー♪
正直、その部分と次の「その光は包み込むように〜」の流れとトラックの変化があるのとないのとじゃ、全然曲の印象が違ってくると思うんですよ。
これらがないと、曲全体が単調なイメージのままで終わってしまう気がしますし……(もちろん、なくても音の変化は十分にありますが、何か物足りなさを感じます私は)。
……今思えば、私の『Dandelion』第一印象が「よく言えばオーソドックス。悪く言えば地味」だったのも、新曲解禁日では上に書いた部分がカットされてたからかもしれませんね。
とはいえ、今回のサビそのものがオーソドックスなカンジなので、結局、第一印象は変わらなかったかもしれませんが。……って、今更第一印象がどーのこーのということを話すのも何だかね(笑)。折角なんで、サビ繋がりで思ったことを。
『ロッキング・オン・ジャパン』2004年4月号の中に『Dandelion』のレビューがあったんですが、その中に「サビがない方が曲の完成度は絶対高くなる」って意見があったんですよね。
この意見。もしかしたら、私も同意見かもしれません(レビューでは「でも、わかっちゃいるけど入れちゃう」と続いてましたが、その辺は別にして。私はRIPではないので、RIPがどんな意図があってこのサビを入れたのか、考えたところで正確なことは分からないですし、ただの憶測にしかならないですし)。
リリックは前向きで力強くて好きですよ。「Very Specialなストーリー」って部分が特に!!
でも、やっぱり今回のサビはどこか弱い気がするんですよ。
「誰もが皆フラワー」で、語尾を下げて歌ってるからですかね??なんか残らないというか、パッとしないというか……(でも、上げたら上げたで変ですよね(汗))。
単純に、今回の新曲はサビよりもそれ以外の方が私の好みだった……というだけの話しかもしれませんが。「サビが良かった」「励まされた」という方の意見も分かりますから。いいフレーズだと思いますよ。
それでも、やっぱり私の中ではサビはあまり好印象ではなかっただけに、レビューの「サビがない方が曲の完成度は絶対高くなる」という意見に共感出来たのかもしれません。
とはいえ、このサビが曲全体を上手くまとめてる気もしますし、象徴……というと大袈裟かもしれませんが、『Dandelion』という曲を良く表わしてると思うので、今ではこのサビがあって良かったと思ってます。「マジやばいくらいいいぜー!」もいいですが、たまにはこんなフレーズがあってもいいもんですよね。
このサビがなかったら、全く違う曲になってそうですし。。。
サビについては、SMAPの『世界に一つだけの花』と似ているという意見も見ましたが、確かに似てますよね。否定はしません。
ですが、要は自分達らしさを出せていれば、私はそれで十分だと思うんですよね。今回の件に限らず、似てる作品なんてこの世にはいくらでもあるわけですしね。
ありとあらゆるジャンルのものが世に出尽くしている以上、完璧なオリジナル作品なんて、この世には無いと思ってる人間なもので。誰だって何かしらに影響を受けることはありますし、意識してなくても自然と似たようなものになってしまった……ということだって十分あるハズですしね。
なので私は別に、サビが『世界に一つだけの花』と似てるということは、特に気にしてませんね。あと、終わり方なんですが。
ラストになるにつれ、音がどんどん消えていって、最後には声と手拍子とタンバリンだけになる。この最後の「声と手拍子とタンバリンだけ」っていうのが、めちゃくちゃ好みです!!ツボにきました。素朴なんですけど、その素朴さが凄い自然で楽しそうで、いい味出してるんですよね。
「自然な音がいい」と言ってた『Dandelion』の締めとしては、めちゃくちゃぴったりだと思います。
この終わり方は、CDで初めて聴いたんですが(ラジオは途中で声が入ったりしたし、ライブでは記憶が飛んでたもので)、ちょっとゾクゾクっときました。
これまた楽しそうにガヤガヤしてますしー。なんだかほのぼのしました。
いや、曲全体としては力強さというかどっしり感というか、前向き感が満載なんですけどね。そんな中でも、ラストは特に前向きなほのぼのといいますか。分かりにくくてスイマセン。。。個人的には、トラックの細かい部分が色々とツボみたいです。最初のしゃかしゃかとかも好みですよー。
++ Dandelion(それぞれのバースのこと)
MC陣については、こんなカンジに思いました。
・RYO-Zくん
なぜかRYO-Zくんの第一声が「インディーズっぽいなぁ…」とか思ったりもしました。なんででしょうね??まあ、それは置いといて。
「Where I'm from さぁ?」の「さぁ?」後、トラックも一緒に変わるっていうか、スタートするじゃないですか。その時のRYO-Zくんの声とトラックの絡みが、すごい好きなのですよー。
上でも書きましたが、スクラッチと「Everybady happy!」の絡みも大好きです。・PESくん
今回のPESくんのソロって、ちょこちょこメンバーも一緒に歌ってますよね。終わりの辺りとか。その絡みが好きですの。トラック的には、この辺はあまり変化はなくて安定してるかな??
あと、2回目の「その光は包み込むように〜」って部分。最初と音程が違ってて、PESくんちょっと高音で歌ってるじゃないですか。そこの声とフロウも好きです。はい。・ILMARIさん
今回のILさんのソロはすごいいいと思います。リリックの内容も響くといいますか。リリック煮詰めたんだなぁ……と実感します。特に最初の「綿毛よ〜〜手を叩こう」の中身と流れが、個人的に好みです。
「I wanna know〜」の声が重なってるところとかも、いい味出してますよね。曲の中に柔らかさを入れてるというようなカンジもして、心地よいですよ。・SUさん
いつもより声のトーンが更に低い気がしました。気のせいじゃないですよね??その低さにゾクゾクするわけですが、その中でも一節(一小節?)ごとの終わり方の…ハモリ?。説明が下手で伝わりにくいんですが、とにかく他のメンバーとの絡みとSUさんのフロウがいいカンジにピッタリで、聴いてて気持ちがいいということです。++ ジグソウル
第一印象だけでいえば、Dandelionよりも好印象でした。
Dandelionは聴けば聴くほどなのに対して、ジグソウルの方がストレートに伝わってくるからですかね。
最初のため息とか、最後の鼻で笑うトコとか、ついつい一緒にやっちゃいますし(笑)。
……最初の出だしが、ガヤとかブレイクビーツ(?)のドンドンドンって音とかが、m.c.A・Tの『Bomb A Head ! Returns !』かと思ってしまったのは置いといて。
どことなく似てません?
まあ、どっちの曲も作曲したのはFUMIYAくんだから、そう聴こえても仕方ないのかな?……と思いましたが。でも、出だしだけね。全然違うんだけど、上げ上げなトコロというか、打ち込みの雰囲気とか「似てるな」と、そう感じたです。あと、私が特に好きなのが
「いま、その手を高く掲げろ
さあ、全てを音に捧げればいい」
というフレーズなんですけど、なぜかこの部分が凄い好きなんですよね。
別に取り立てて特別なことを歌ってるわけでもないんですけどね。特別なことではなく、あくまで自然なカンジだからこそ、好きなのかもしれません。
深いと思いますよ。この言葉は。そうは見えませんが。
ライブのための曲とか、そういうことを耳にもしましたが、ライブ以外の事でも。音や歌詞を追い掛けるのではなく、意識せずとも自然と音に耳を傾ける。
難しいことを考えなくとも、特別なことをしなくとも、ただ曲を聴いて、その良さを感じ踊るだけでいい、みたいな。
クラブ育ちなRIPならではの、曲の楽しみ方を伝えてるような気がします。
凄い単純なんだけど、基本のコトを。そのことの良さを分かってるからこそ、出たフレーズのような気もしますし。
話題作りとか色々言われたりもしてる今だからこそ……ね。
……考えすぎですかね?
まあ、あくまで空想でしかないんですけどね。このフレーズのあとの流れも好きですよ。
「緩やかに」や「軽やかに」の部分が遅れて入ってるトコロなど、聴いてて気持ちイイです。……単純に私が、ズレるトコロとかが好きなだけかもしれませんが。
それでも、上のフレーズは曲のつなぎとしても、いい役割を持ってると思いますし、このズレるトコロなんかは、曲の終わりにかけて綺麗に入ってきてると思います。
バラバラな言葉と音の流れも、面白くはまってますよね。まさしくジグソウルですよ。
色んな音が面白く組み合わさってて、RIPの作る音はやっぱり面白いと思いましたね。あとあと。
PESくんのパートの中にある「でこぼこだって5人でピース」って部分も好きです。
やっぱりRS5が好きな者としては、こういうフレーズにはついつい反応しちゃいますね。++ Twilight
第一印象……実は、一緒に聴いた「ジグソウル」の方が好きすぎて、「Twilight」の印象があんまりなかったりしたんですよね。
いや。いい曲だとは思いましたよ。
PESくんのバースなんかは、RYO-Zくんも言ってましたが、本当にインディーズっぽい雰囲気がありましたし、そんな意味でもこの曲は、「日没時の情景と心情をカラッと表現したメロウなナンバー(VIBE2004年)」というのもピッタリだと思うんですが、メジャーとインディーズの狭間をたゆたうカンジの、今と昔の垣間見えるナンバーだと私は思いましたね。あと、[ DANCE FLOOR MASSIVE ] で聴いた時も、ライブでも踊りやすい、クラブ(小さい箱というライブ空間)に凄いぴったりマッチした曲だと、聴いてて思いましたし。
ただ、私があまり語る気持ちにならないだけかと。
もっと聴き込まないとダメですね。。。++ ジャケットとか
タイトルが一番最初に発表になってた大文字のDANDELIONから、小文字のDandelionに変わったのには、なんか意味があるのかなー?と、どうでもいいような疑問を持ちつつ。。。
ジャケットは、今までとなんか違いますね。
シックなカンジで、大人っぽいカンジで。
どっしりしてるというか、しっかりしてるというか。
やっぱり、今までとは違うのかなぁーと思います。
ドキドキしますね!!
大方の予想(?)を裏切って、タンポポではなくライオンでしたし。
今回のデザインってジャケもグルビじゃないってことを聞いたのですが(RSMナンバーは引き継いでますが)、予想を裏切ってという点はやっぱりRIPだなぁ……と思います。あと、肉球好きとしては、初回特典の「ライオン足跡ステッカー」は、CDの盤面に描かれたイラスト共々、かなりお気に入りです。可愛いですー。
++ PV
私は、ワーナーミュージック・ネットクラブでしかPVを見ていないため、細かい部分はよく見れなかったので(回線細いので、1回は必ず止まったし)、全体の雰囲気として語りたいと思いますが……。
今回のPVはグルビの伊藤さんじゃないんですよね。
そのことでがっかりした方の気持ちも分からなくはないのですが(伊藤さんの作るPVは面白いものばかりですからね)、個人的には「伊藤さんじゃなきゃ絶対ヤダ!」とか思ってるわけでもないため、色んな方がRIPのPVやジャケット作成に携わってもいいと思うんですよね。
その結果、作品の質が下がったら嫌ですが(もちろん、よい作品が作れること前提の話なので)。
伊藤さんはRIPのことを良く分かって下さってるため、RIPの魅力を引き出すには伊藤さんが適任だとは思いますが、伊藤さんじゃなくてもRIPと作品の良さをPVに反映してくれるなら、どなたでも大歓迎だと思ってますので。そういう意味では、今回のDandelionのPVは結構イイ出来だと思いますけどね。
RIPが主役じゃないからということもあるんでしょうね。なんだか、見ていて新鮮な気がしました。
あおいちゃんは可愛かったですし。
ずんずんと進む様は、Dandelionの持つ力強さそのまま……みたいな。
……RIPファンとしては、「やっぱりもっとRIPちゃんを見たかった」と言う気持ちはありますけどね。
ドラム缶囲んで4MCがくるくる楽しく回る様子を見てると、尚更そんなことを思ってしまいます。このシーン好きですしね。
流れやPVの雰囲気的にはピッタリだと思いながらも、やっぱりRIPちゃんの出番を求めてしまうのは、ファンの性ですかね。。。
まあ、たまにはRIPちゃんが脇役でもいいと思いますけどね。ドラマ仕立ても別に嫌いじゃないですし(でも、曲中にセリフが入るのは苦手ですが。今回は曲が入る前にセリフがきてたので、セーフでしたけど。多分、曲中にセリフが入ってたら、このPV大嫌いになってたかもしれません(汗)。それだけ私の中では、曲中のセリフというのは厄介なものなので……)。あとは、RYO-Zくんのらぶりーなお尻。
今回のPVを語る上で、これは絶対外せないでしょう!!
RYO-Zくん、あの競歩は反則ですよー(笑)。
あおいちゃんがついつい笑ってしまった気持ちが分かりますね。見てるこっちも、つられて笑顔に。
微笑ましいですよ。本当に。それと、ラストの言葉。
Rip Slyme wishes the happiness will shine everyone like this tender moonlight...
RIP SLYMEは、幸福が柔らかい月明かりのように、皆を照らすことを望みます...
……こんなカンジの訳で大丈夫ですかね?
イマイチ自信がないのですが、RIPの願い。じーんときますよ。
今まではこんな意味深な言葉ではなかったですよね。
でも、作品の締めとしても、曲の持つ雰囲気としても、ピッタリな言葉だと思いますし、RIPからのメッセージ。大切にしていきたいですね。++ 全体を通して
今回は、タイプの全く違う3曲がつまった1枚になってますよね。同じタイプの曲でまとまってるのもいいんですが、違う方が色々楽しめてお得なカンジがします。
メンバーの間でも、RYO-Zくんは『Dandelion』を絶賛してたのに対して、SUさんは『Twilight』が一番好きかもと言ってましたし、ILさんは『ジグソウル』が好きそうなカンジがして、様々ですよね(ILさんは「カップリングの方が好き」とだけ言って、ハッキリ「ジグソウルが好き」と言ってたわけではないのですが、なんか好きそうですよね)。
それだけ、どの曲も魅力的なんだと思います。『Dandelion』でじわじわきて、『ジグソウル』ではしゃぎまくって、『Twilight』で一休み。なんとなくそんなカンジ。
曲のバランスもいいですし、生あり、打ち込みありで、音のタイプもバリエーションが沢山あって楽しめますし、色んな人の好みに対応出来てると思います。
シングルの内容としても、長い間の休養期間を経ての復帰作としても申し分ないと思いますよ。
![]()
◆