それは1999年、暑い夏のある日のことであった。
注文していたイリジウムプラグを取りにショップに行ったら、色とりどりのバイクに混じって1台の緑色のバイクが目に止まった。2ストの200ccか。4ストだったらなぁ。\130,000? 安いじゃん。・・・なんて考えながらプラグを受け取り、もう一度見る。
KMX? KDXの前モデルだろうな。じゃ10年以上前か・・・
でもオフ車にしてはエキパイもサビてないし、もちろんエンジンはキレイ。車体にも傷らしい傷がほとんどないし、ホイールのリムもエラくきれいだな・・・
ショップのおやじさんに聞くと、前のオーナーはかなりバイク好きで、ていねいに乗ってたとのこと。なるほどぉ。それにしてもエンジンなど、見た限りでは古さを感じさせない。グラフィックなどはさすがに「昔」を思わせるが。
で、その日はそのままショップをあとにする。
それからというもの、時々頭に浮かぶのは、県境の林道。秋田県に抜ける林道が結構あったりする。
一番近いところは職場から15分。休みの日など、部活が終わってからでも行ける。「景色いいぞぅ〜」と、バイク乗りの父兄からも聞かされていた。ニューなパソコンも頭にあったが、今使っているヤツでたいして不便は感じないし・・・何よりも、もともとオフ車もあっていいなと前から思っていたのであった。
お盆が過ぎた頃、またショップに行ってみる。んで、試乗もさせてもらう。う〜んコンパクト。そして数分後。契約書にハンコを押していた・・・。
しかして8/23、夏休みの最終日に納車。早速GSで満タンにし、乗ってみる。車体が小さく、2ストなのでパワーバンドはやや狭いが、200ccだけありパワーは充分。しかも結構フレキシブル。思わずそのまま30kmばかり試運転をしてしまった。
オフ車に関してはメーカーの好き嫌いやこだわりはなかったのだが、奇しくもKawasaki、奇しくもライムグリーン。偶然とは恐ろしいかな、はたまた神の思し召しか。
乾燥重量で100kgを切ることも手伝って、取り回しの軽いこと軽いこと。どんなところにでも入っていけそうだ。しかし足元の熱さはさすがKawasaki? あまりにもきれいな状態で納車されたので、まだダートは走っていないけど、あと1ヶ月ちょっとで山は紅葉し始める。
この年齢になり初めて林道ツーリングにはまる・・・か?
フレームナンバー MX200A-001323 87年式A1型
(川重のお客様相談室に問い合わせたところ、古いので機械検索不能。で、資料をひもといて調べてもらった)
購入時の走行距離:1846km
(注)画像の特別出演:M9なO氏(^^;